ＧＭ　　さぁ、そんな騒動の次の日。お約束通りクレアさんがやって来る。
レデシュ　　お約束て…（笑）。
ＧＭ　　ただ、今日は珍しくご飯を食べに来たのではないらしい。雑用をしている君達に、店の主人が声を掛ける。
ガイズ　　何じゃな？
ＧＭ　　「君達に、彼女が仕事を頼みたいと言ってきてな。」
アルテミス　　仕事？
ＧＭ　　「ああ、詳しくはクレアさんから聞いとくれ。
　　　　　ただし、話し込みすぎて開店までに掃除や買い物が終わらんくなったりせん様にな。」
　　　　　と主人は念を押して言っていく。
レデシュ　　開店まで、後どん位？
ＧＭ　　1時間切ってるね。あんまり話してる時間は無いかも。
ガイズ　　じゃあ、話を聞く人間と仕事をする人間に分かれた方が良いかの。
アルテミス　　お金が絡む話なら、あたしは聞きたい（笑）。
レデシュ　　後、クレアさんの話ならリギウスが聞かないとな（笑）。
リギウス　　え？俺達、いつからそんな公然の仲に？（爆）
ＧＭ　　分かれるのかい？じゃあ、話を聞く人は？…リギウスとアルテミスね。じゃあ、他の人は仕事に行ってね。
ガイズ・レデシュ・クリス　　は〜い。
ＧＭ　　じゃあ、2人にクレアさんが話をしよう。
　　　　　「例の調べ物が終わりましたの。それで、その結果をある場所に届けに行くのですが…
　　　　　先日あんな事があったばかりで、少し心細くて…。
　　　　　そこで皆さんに、届け物に行く時に私の護衛をして頂きたいのです。」
アルテミス　　護衛が欲しい程、遠くまで出掛けるんですか？
ＧＭ　　「えぇ、街の外まで出ますので…先日の様な強盗の他に魔物もいる事ですし…」
リギウス　　う〜ん、どうするかは他の奴らにも聞いてみないと何とも言えないですけど…どれ位の距離が？
ＧＭ　　「途中何事も無ければ、2日程で着きますわ。」
アルテミス　　ありゃ、結構あるっぽいね。で、報酬は？
リギウス　　いきなり金の話かよ！（苦笑）
ＧＭ　　「大した報酬は払えないのですが…お1人、700ガメル位までなら、何とか。」
アルテミス　　危険手当て・必要経費込みで700ですよね？
ＧＭ　　「えぇ、700が限度です…後は、私の使い古しになってしまいますけれど宝石類が少しなら。」
リギウス　　いや！そこまでして貰わなくても…取り合えず700で他の連中と相談します。いつ出発の予定ですか？
ＧＭ　　「なるべく早く出発したいと思います。出来るものなら、明日にでも…」
リギウス　　出発日に関しては、おやじさんとも相談しないといけないしな…ちょっと時間貰えます？
ＧＭ　　「えぇ。じゃあ、いつものセット頂けるかしら？」
リギウス　　了解。おやじさんにセット頼んで、皆に内容話しますわ。

パーティメンバーで相談。出発日は翌日という事で店の主人にも了解を貰い、
報酬は1人700ガメルということで話は決まりました。

ＧＭ　　さぁ、じゃあ特に何もしなければ翌日の朝になるよ。朝、約束の時間にクレアさんが店まで出向いてくる。
クリス　　クレアさん、おはようございますぅ（ぺこり）。
ＧＭ　　「おはようございます。朝早くからすみません。」
ガイズ　　いやいや、気にされる事は無いよ。それにこっちは仕事だしの。
アルテミス　　じゃあ、取り合えず街を出て行きますか。
ＧＭ　　そうやね。皆でゾロゾロと街の出口まで歩いていく。
　　　　　「誘拐事件の事もあるし、街の外は何かと物騒だ。気を付けて行くんだよ。」
　　　　　と守衛さんが声を掛けてくれるよ。
レデシュ　　ご丁寧にどうも。
ＧＭ　　そして街の外に出る。今日はいい天気やね。
ガイズ　　街道を進むんじゃよな？取りあえず…隊列はどうするかね？
アルテミス　　街道歩いてる内は、あんまり神経質にならなくてもいいでしょ。
　　　　　　　　　取り合えずクレアさんは真ん中に入れて、皆で囲む感じで。
リギウス　　この辺出身者っていたっけ？
ガイズ　　一応、西生まれじゃよ。
レデシュ　　俺も西だよ。
リギウス　　クレアさんは真ん中で道教えて貰うけどさ、取りあえずこの辺出身者が先頭にいるといいかな〜と。
ガイズ　　じゃあ、わしが先頭に立つかの。前方から何かが襲ってきても、これならまぁ大丈夫じゃろ。
クリス　　じゃ、僕が最後尾に行きますね。一応主戦力なので、背後から襲われても大丈夫な様に。
アルテミス　　クリスじゃ心配だわね。いきなりさらわれていなくなってたりしそうで（笑）。
ＧＭ　　チョコチョコ休憩を取りつつ歩いて、1日目は無事過ぎたね。
　　　　　クレアさんは「目的地まで、6割位は進んだと思います。」と言うよ。そろそろ日が暮れてくるよ。
レデシュ　　完全に暗くなる前に、野営の支度をしますかね。
ガイズ　　見張りも決めた方が良さそうだの。
リギウス　　俺、クリスと一緒がいいな♪
レデシュ　　クレアさんとクリスと、二股は良くないぞぅ（笑）。
リギウス　　だから、何でクレアさんと俺の関係がそれで決定してんだよ（苦笑）。