第3章

GM  さて、それから数日は何事も起こらないまま過ぎる。だが5日後…
アルテミス  何か、そのパターン先刻聞いた(笑)。
GM  …じゃあ6日後(笑)。君達はいつもの様に仕事をし、そしていつもの様にクレアさんがやって来る。
ガイズ  そして、いつもの様にいつものセットを…(爆)。
GM  うむ、いつものセットだ(笑)。今日は珍しく閉店間際までいるね。来た時間も遅かった。
リギウス  クレアさんに話し掛けよう。今日は遅かったんですね?
GM  「えぇ、調べ物に夢中になっていたらこんな時間になってしまって…ごめんなさいね、遅くに。」
     確かに、今日はクレアさんが最後のお客さんだね。
リギウス  遅いですから、気を付けて帰って下さいね。
GM  「どうもありがとう。ご馳走様。」と代金を置いて彼女は出ていく。君達は閉店後の掃除をしているんだけど…
    クレアさんが出ていってすぐ、外からクレアさんと思われる悲鳴が聞こえるよ。
レデシュ  絹を引き裂く様な女性の悲鳴!
アルテミス  それって、考えてみるとちょっと怖い(苦笑)。
クリス  すぐに表に出てみます。
GM  表に出てみると、クレアさんが道の真ん中に座り込んでいるよ。辺りには荷物が散乱している。
リギウス  クレアさんに駆け寄ろう。怪我は無いですか?
ガイズ  周りに、不審な人物はおらんかね?
GM  周りを見る人は冒険者レベルと知力ボーナスでチェックしてみて。
     クレアさんに駆け寄った人は、リギウス以外にはいるかい?
クリス  僕もクレアさんの方に。
GM  リギウスとクリスだね。クレアさんは、少し膝を擦り剥いたくらいで、特に怪我は無さそうだよ。
     チェックした人達は?
アルテミス  16。
レデシュ  11〜。
ガイズ  14。
GM  夜目が利く人には+1ボーナスを…あら、それでもアルテミスが1番上か。辺りに不審な人影などは無いね。
クリス  クレアさんに事情を聞いてみましょう。何があったのですか?
GM  「それが、私にもよくは…急に腕を掴まれて「大人しくしろ。」と…。
     私が悲鳴をあげて、皆さんが出てきたら逃げていった様です。」
レデシュ  それって…今までの誘拐事件の犯人と同じですかね?やっぱり。
ガイズ  いや、クレアさんがしておったという調べ物が目当てかもしれん。まだ何とも言えんかな。
リギウス  取りあえずこんな事の後だ、送っていきますよ。とクレアさんに。
GM  「…いいえ、大丈夫です。1人で帰れますわ。」
クリス  でも…危ないですよ?まだ、あなたを襲った人間が近くに潜んでいるかもしれないです。
GM  「じゃあ…近くまで送って頂けるかしら?家は散らかってて恥ずかしいから。」と言うね。
アルテミス  何か、家を知られたくない理由でも?あ、これは心の声(笑)。
リギウス  まぁ、無理に送るってのもアレかね…判りました。途中まで送っていきます。
GM  「ありがとう、リギウス君。」
レデシュ  あれ?リギウスだけ?俺らは着いてくるなと?判ったよ、いってらっさ〜い(爆)。
リギウス  何だよ、皆来てくれよ!緊張するよ!(爆)
ガイズ  皆で送っていけばいいじゃろ。気を利かせて、少し離れてな(笑)。
GM  あ、皆で来るのね?(笑)じゃあ、とことこと歩いて…「ここでいいですわ。」と交差点のところで言われるね。
クリス  本当に本当に本当に、気を付けて下さいね。
GM  「えぇ、ありがとうクリスさん。皆さんも、ご迷惑をお掛け致しました。」と頭を下げて、
     クレアさんは皆を見送ってくれます。
アルテミス  あんたが先に帰れ!(苦笑)
ガイズ  まぁまぁ、そこまでして知られたくない事があるんなら仕様がない。とっとと帰るかの。
GM  そして、帰ってきた皆に事情を聞いた主人は笑顔で言う。
     「そうか、そいつはご苦労だったな。で、掃除を頼むぞ。」と(笑)。
レデシュ  酷いよマスター!(泣)