第5章

GM  カルザスとティーは、気が付くと牢屋の中。両足は縛られていて、手枷をされている。
     武器・防具は取り上げられているから。
カルザス  脱がしたのか?エッチ☆(爆)
ティー  アイリはいないのか?
GM  少なくとも、君達と一緒にはいないね。
     当のアイリはと言うと、目を覚ますと目の前にルーディックともう1人男がいる。
     おぼろげに、自分に「スリープ」をかけたのは彼だという記憶が残っているね。
     君も武器と鎧を、むしり取られていてですね…
フェル  GM、表現がエッチですわ(笑)。
GM  君の影響だ(笑)。で、「目が覚めたかね?」と言うよ。
アイリ  むぅ…ルーディックを睨みつけてやる。
GM  彼はフッと笑って、君の頬を撫でます(笑)。
アイリ  イヤだーっ!触るなじじいっ!
GM  や・め・な・い。へっへっへ(爆)。
リアンダ  GM、それじゃあなたが変質者みたいよ(苦笑)。
GM  アイリは、ルーラルの畑の中で頭上で両手を縛られている。
     ルーディックはアイリから手を離してルーラルを1本ちぎるとニタリと笑う。
     「君も、強大な魔力が欲しくはないかね?」と言うよ。
アイリ  …はぁ?
GM  「私は君が気に入ったんだ。
     頭脳明晰な上、その容貌。私に忠誠を誓えば、それなりの地位と権力、金、そして魔力が手に入るぞ?」
フェル  …つまり、彼はそういう系統の人なのね?(笑)
リアンダ  フェル嬉しそう(笑)。
アイリ  勝手に気に入られても、困るよぉ(泣)。
GM  「ん?どうだね?」と言って、アイリの顎を掴むぞ?
カルザス  あぁっ!アイリの危機に、俺は何も出来ないのかぁっ!?
アイリ  顔は動かせるよね?顔を背けて、そこまでして力を手に入れようとは思いませんって言ってあげます。
GM  「ほほぉ?強情な子だ…しかし、その方が落としがいがあると言うものだよ。くっくっく…」
アイリ  強情でも頑固でも結構。さっさと手をほどいて下さい!
GM  「そうはいかんよ、私は欲しいものは必ず手に入れる男だ。たとえ殺してでもな…くくっ。
     このまま放っておけば、君の生命力と精神力を吸い取ったルーラルが咲くだけだぞ?
     大人しく私のものになったらどうだ、可愛がってやるぞ?」
アイリ  お断りします!
GM  「ふ…恨むなら、自分を恨むのだぞ?しかし私は慈悲深い人間だ。
     心変わりを起こしたなら、いつでもそう言いたまえ。すぐにここから連れ出してやろう。
     時間はあるんだ。死ぬまでゆっくり考えるといい。」
アイリ  心変わりなんて、絶対に起こしません!
GM  「今まで私に屈した者達も、最初は皆そう言っていたよ。」というところで、場面転換ね。
カルザス  早く助けに来てーっ!アイリの貞操が危ない(泣笑)。
アイリ  笑い事じゃないよぉ(泣)。
GM  さて、残された方々。気が付くと3人足りないんだな。
リアンダ  目が覚めたら、あたし1人。皆いない(笑)。
フェル  あたしとバートは帰ってくるよ。3人、捕まっちゃったぁ(苦笑)。
バート  心なしか、アイリの身に危機が迫っている様な…(笑)
GM  朝になる。何かするかい?
バート  リューエさんとシルフィさんに、ルーディックの屋敷の場所を聞きましょう。
GM  ここから歩いて半日位の所にあるみたいだね。シルフィが調べたんだけど、彼らは馬車を使った様だ。
リアンダ  んじゃ、急がないと皆が危ないね。
フェル  特にアイリが(笑)。
ティー  一応、俺達も危ないねん(苦笑)。
GM  すぐに出発するの?道は2人が知ってるけど。
フェル  行く。仲間が危ないのに、ぼんやりしていられないわ…あっ、珍しく真面目だぞ、自分(笑)。
GM  じゃあ、行く。取り立てて何もなく着いた。門番がいるよ。
フェル  時間は?
GM  すぐに来たなら夕方だね。どうする?
リアンダ  夜まで待ちたいけど…フェルと夜目が利かないよね?どうする?
フェル  いいよ、夜まで待とう。…その間、何かある?
カルザス  俺達は大丈夫?
アイリ  ……………僕は、どうなってんでしょうか………?(おそるおそる)
GM  「どうだね?決心はついたかい?一言、忠誠を誓ってくれさえすればいいのだよ。
     君を危険な目に遭わせたりはしないさ。」
カルザス  受け入れたら、きっと別の意味で危険だらけだろう(苦笑)。
アイリ  …兄さん達は、どうなってるんですか?
GM  「今は無事だよ。…だが、君の態度次第ではお兄さんが傷つくかもしれないね。」ニヤニヤ。
カルザス  兄さんは気にしないから、屈しちゃダメだぁ〜っ!
アイリ  …と、兄さんなら言いそうだと思うから、顔を見ないで黙って首を横に振る。
GM  「なかなか気丈な子だ。…まぁいい、死ぬまでに決心してくれればな。
     もし死んだとしても、君の身体は魔法で保護して永遠に私の物とするさ。」
ティー  危険思想だなぁ(汗)。ここまでアイリにこだわるのは何故だ?
アイリ  ひょっとして、嫌がれば嫌がる程燃える人?(笑)
フェル  だったら、受け入れちゃえば?しばらくすれば飽きるんじゃない?…それまでが大変だけど(笑)。
アイリ  イヤだあぁ〜〜〜っっ!(泣)早く助けに来てぇ〜〜〜っっ!!
GM  …と言う様な事はあるけど、取り立てて何も無い。
バート  じゃあ、夜になったら出ていきましょう。
GM  門番がいるよ。
リアンダ  「スリープ」かける。魔晶石持ってるし…門番は1人だけ?
GM  うん。今は1人みたいだ。
リアンダ  それでは…15。
GM  14。失敗したね。ぐー。
リアンダ  じゃあ、行こう!