第2章

GM  翌日の朝。皆、何時位に起きてくる?
カルザス  寝起きは良いけど、肝心の目が覚めるのが遅い。
アイリ  アイリは朝早いよぉ。野生児ですから(笑)。
リアンダ  なるほど、南の島の住人なのね。
一同  ???
リアンダ  ほらほら、「朝日の後で起きてきて、夕日の前に寝てしまう♪」ってさ。
バート  ハメハメハ大王の事ですか!(爆)
GM  じゃあ、1番早く起きるのは?アイリ?
フェル  アイリ以外は起きるの遅そう。
GM  では、アイリが朝日と共に起きてくるとリューエさんが表にいるのに気付く。
アイリ  ふぅん…辺りは暖かい?涼しい?
GM  は?そりゃあ…早朝だし、日の昇る前だから涼しいね?
アイリ  ん、じゃあ上着を持っていって肩に掛けてあげるね。で、朝早いんですねって。
ティー  あぁっ!アイリが女を誘っている!(一同爆笑)
GM  彼女は指輪をはずして懐にしまった後、振り向いて微笑む。
     「お優しいのですね…」と、はにかんだ様な表情を浮かべるよ。
アイリ  えっと…取り合えず微笑み返す。う〜んと、その指輪は?って聞いていいかな?
GM  「私の17歳の誕生日に、弟が買ってくれたんです。今となっては、たった1つの彼の形見なんです…」
バート  おっ、何かいいムードですね…ムフフ(笑)。
リアンダ  ムフフって、あんたね(笑)。
アイリ  冷えるといけないですから、中に戻りましょう?
GM  彼女はコクリと頷いて、後をついてくるよ。
アイリ  そろそろ、皆起きるっしょ?
カルザス  起きるよ。こけこっこー♪
GM  さて、全員起きてしばらくすると、女性が1人来るよ。リューエさんが紹介してくれるね。名前はシルフィ。
     人間なんだけど、すごい美人。ちなみに、リューエさんも相当可愛いからね。歳は20歳位に見える。
     肩の辺までのブロンドの髪に、グリーンの瞳をしている。
ティー  あ、俺美人に弱いんだわ(笑)。フラフラ〜。
GM  シルフィは、美人の上に結構グラマーだよ(笑)。
ティー  あ、もうダメ(爆)。フラフラ〜。
GM  シルフィはね、君達をざっと見て言う。「こんな坊や達に頼んじゃって、大丈夫なの?」
リアンダ  坊や?誰が?ティー?(笑)
ティー  アイリじゃないかな?(苦笑)
アイリ  …バートもかもしんないね(苦笑)。
バート  僕もですかぁ?(汗)
フェル  有力候補者、ティーとアイリ(笑)。
カルザス  で、リューエさん。こちらの方は?
GM  「昔、私と一緒に男爵のお屋敷で働いていたんです。…今回のルーラルの事で、手を貸してくれるって…」
フェル  一般人は、あんまり巻き込みたくないんだけど…
GM  「足手まといにはなんないわ。」とシルフィが言うよ。
バート  まぁ、屋敷に詳しい人間は何人いてもいいですがね。
ティー  シルフィって、どんな格好してるん?
GM  わりと身体にピッタリしたソフトレザーを着ていて、ショートソードを腰にさげているよ。
フェル  ふぅん…シーフなのかや?
GM  …で、紹介し終わったところで、何かする事はあるかな?
アイリ  あ、あのね、ルーラルを調べてみる事って出来るかな?
GM  いいけど…具体的に、どうやって調べる?
ティー  よし、取りあえず植えてみようか(笑)。
フェル  じゃあ、実験体はティーに決定ね?(笑)
カルザス  ティーとルーラルだけを部屋に入れて…(爆)
GM  やってみる?別にいいよ?(爆)
カルザス・フェル・バート  よっしゃ、やろう!
アイリ  やめろってば(苦笑)。…面白そうではあるけど…
GM  一応止めているものの、1番やりたいのは実はアイリだったりして(笑)。
アイリ  うぅ〜ん、ちょっと実験してみようかな〜って?(笑)
ティー  あっ、あっ、アイリまで瞳に危険な輝きをっ!(汗)
GM  …とか何とか話す君達の後ろで、マスターが「何、それは本当か!?」とか言うのが聞こえる。
リアンダ  なぁに?どうしたの?おやじさん。
GM  マスターと、もう1人行商人らしい男性がいる。で、「すぐ近くで疾病が流行っているらしいんだ。」と。
バート  疾病?
GM  「リファールの方まで伝染ってきたら、大変だ!」
フェル  どういう病気なの?
GM  「皆、精気を抜かれちまったって言うか、生命力を奪われちまったって言うか…そんな感じだとよ。」
カルザス  それって、もしかして…
GM  アイリ、ヒーラーでチェックしてごらん?
アイリ  んっと、18でした。
GM  君の知識の中に、そういう病気は無かった。が、これはルーラルの症状に似ていると思ったよ。
リアンダ  ねぇ、おやじさん。村に生き残りはいないの?
GM  「あぁ…ほとんど全滅としか、知らんなぁ。」
バート  村の場所を教えて頂けますか?行ってみたいんですけど…
GM  教えて貰った。リファールから、徒歩で2日位の所だね。
ティー  行ってみるの?本当に疾病で、俺達に伝染ったらどうする?(笑)
リアンダ  うちのパーティには、レベル4のヒーラーがいるから大丈夫よ。
アイリ  ……そのヒーラーが最初に発病しちゃったら?
一同  …………………………
アイリ  ごめん、黙らせるつもりは無かったの(苦笑)。
カルザス  取り合えず行ってみよう。