第10章

ティー  あ〜あ、もう。この姉ちゃんと戦う事になるとは…露程も思っていなかったとは、この事だな。
GM  リューエさんは敏捷度18。シルフィは15ね。それじゃ、行動始めておくれ。

1ラウンド目。
ティーはリューエを攻撃。
バートはリューエとシルフィのいる場所に「サイレンス」。
リアンダはシルフィを攻撃しますが、はずれ。
アイリは全員に「プロテクション」。
リューエは「サイレンス」の効果範囲から逃れる様に後退。
カルザスはシルフィを攻撃。
シルフィはカルザスを攻撃。
フェルはシルフィを攻撃しますが、はずれ。

2ラウンド目。
ティーはシルフィを攻撃しますが、ダメージが通りません。
バートはリューエに「シェイド」。
リアンダはシルフィを攻撃。
アイリはリューエに「エネルギー・ボルト」。
リューエはティー・バート・アイリが範囲に入る様にして「ライトニング」。
(バート「あ、気絶しちゃいました。助けて〜」アイリ「僕も残り1点なんですけど(汗)。」)
カルザスはシルフィを攻撃。
シルフィはカルザスを攻撃しますが、回避に成功。
フェルはカルザスに「キュアー・ウーンズ」。

3ラウンド目。
ティーはシルフィを攻撃しますが、はずれ。
リアンダはアイリに「ヒーリング」。
アイリはリューエに「ライトニング」。
リューエはシルフィに「ファイア・ウェポン」。
カルザスはシルフィを攻撃しますが、はずれ。
シルフィはティーを攻撃、ティーは気絶してしまいます。
フェルはバートに「キュアー・ウーンズ」。劣勢です。

4ラウンド目。
バートは起き上がって終わり。
リアンダはリューエに「シェイド」。
アイリはカルザスとフェルに「ファイア・ウェポン」。
リューエは再び「ライトニング」。アイリとバートは気絶してしまいます。
(バート「起き上がりこぼしじゃないんですけどね、僕。」)
カルザスはシルフィを攻撃、シルフィを倒します。
カルザスと同時行動だったシルフィはカルザスを攻撃、カルザスは気絶してしまいます。
(カルザス「相打ち?情けない。アイリが見てなくて良かった(笑)。」)
フェルはティーに「キュアー・ウーンズ」(フェル「ばたばた倒れるなぁ(苦笑)。」)。

5ラウンド目。
ティーは起き上がって終わり。
リアンダはカルザスに「ヒーリング」。
リューエはリアンダに「エネルギー・ボルト」。
カルザスは起き上がって終わり。
フェルはアイリに「キュアー・ウーンズ」。
…あれ?カルザスはこのラウンドは行動出来ないはず…(苦笑)。

6ラウンド目。
ティーはリューエを攻撃、5回のクリティカルヒット!
リアンダはリューエを攻撃しますが、はずれ。
アイリは起き上がって終わり。
リューエはティーに「エネルギー・ボルト」。
カルザスはリューエを攻撃、リューエを倒します。

カルザス  やったぁ、2人とも俺が倒した(笑)。
バート  あのー…僕、まだ気絶してるんですけどぉ…
フェル  はいはい、「キュアー・ウーンズ」ね。10点回復ね。
GM  リューエさんは「そんな…私が負けるなんて、そんな事…」と呟いて、ガクッとね。
リアンダ  死んじゃったの?
GM  いんや、気絶してるだけ。シルフィの方は、もう死んでるけどね。
アイリ  やり方は酷かったかもしれないけど、こうなった方が彼女の為だったんだよね…?
カルザス  誰が?
アイリ  シルフィさん。だって、元々もう死んじゃってたんでしょ?
GM  さて、これからどうする?
バート  ルーラルを皆焼いちゃいましょう。こんな事がもう起きない様に、ね。
ティー  後、姉ちゃんは悪いけど突き出させて頂こう。悪い事したのは事実だし。
GM  じゃあ、君達はルーラルの畑を燃やして…
フェル  お屋敷まで燃えちゃうんじゃない?(笑)
リアンダ  こういう事情があれば、役所の方から許可が出ないかな?主人は悪事を働いた挙句、死んじゃった訳だし。
GM  そうだね。で、リューエさんをポイッと突き出して。
バート  ポイッ?(笑)
GM  報酬として、1人800ガメルが貰えるよ。
     そして、経験点が2500点…に、倒した敵の経験点を含めて全部で2545点ね。お疲れ様。

    


後書き

ソードワールド・オリジナルリプレイ「禁断の魔法花」でした。
1996年5月に同人誌で発行した作品を、少しだけ手直ししたものです。いかがでしたでしょうか?
2作目という事もあり、同人誌の段階でなかなかの完成度だったので、手直しはあまり加えていませんが…
シナリオに関しては、元ネタは「暴れん坊将軍」だったのですが(笑)上手く出来ていると思います。
私はプレイヤーとして参加していたのですが、最後まで展開がグルグルとして面白かったと思います。