「ソードワールドRPG」って、何?

 

「ソードワールドRPG」とは

「ソードワールドRPG」は、「グループSNE」が世に送り出した、テーブルトークRPGの1つです。
「テーブルトークRPG」というのは、物語の案内人であるゲームマスターと、物語の主人公であるプレイヤーが、
手に手を取り合って(笑)進めていくRPG…と言うと、判りやすいでしょうか。
この「ソードワールドRPG」はルールが簡単という事もあり、最も広く普及しているテーブルトークRPGです。

「ソードワールドRPG」の世界

「フォーセリア」と呼ばれる世界があります。
ここは我々の住む世界とは全く異なった法則によって成り立っている異世界です。
ここには人間ばかりでなく、エルフ、ドワーフと呼ばれる亜人達、
更には我々の世界には生息していないような怪物や神々さえもが存在しているのです。
「ソードワールドRPG」は、この「フォーセリア」を舞台に繰り広げられます。

「フォーセリア」の歴史

世界には最初、巨人がただ独りで存在していました。世界は、この巨人の死によって、始まります。

巨人の死によって神々が、植物が、ドラゴン達が生まれました。
神々は、世界を、精霊界・物質界・そしてそれらを繋ぐ妖精界に分け、混沌とした世界に秩序を与えたのです。
しかし、創造の時代の後には争いの時代が訪れました。
神々の些細な対立はやがて、世界を光と闇に分け、全ての生命を巻き込む長く激しい闘いへと発展していきました。
戦いによって、多くの神々は肉体を失い、精神的な存在=力となり果てたのです。

その後、神々が自分達の肉体を模して創りあげられたという人間達が、ひとつの王国を築きあげます。
王国の名は「カストゥール王国」。この王国は、偉大な魔法使い達によって治められていました。
彼らは「古代語魔法」「精霊魔法」「神聖魔法」と呼ばれる3種類の魔法形態で、華やかな文化をつくりあげました。
しかし魔力の弱い者や欠如した者は蛮族と呼ばれ、蔑まれていたのです。
長い時間の後、カストゥール王国はその礎となった魔力の暴走によって滅びました。

カストゥール王国が滅びた後、世界のリーダーとなったのは蛮族と呼ばれていた階層の人々でした。
彼らは魔力こそ弱かったものの、強靱な生命力に満ちあふれていたのです。
彼らが「剣」によってつくりあげた王国は、今もなお続いています。

人々はこの時代を、「剣の時代」「剣の世界」…「ソードワールド」と呼んでいるのです。