ＧＭ　　しばらく獣道を進むよ。うっそうと木が繁っていて、暗いね。
　　　　　で、だんだん床石の跡なんかが出てきて、やがて崩れかかった石造りの遺跡が姿を現す。
カルザス　　入れそう？
ＧＭ　　うん。崩れかけてはいるけど、いきなり崩れてきたりはしない（笑）。
リアンダ　　じゃあ、行ってみようか。
ＧＭ　　隊列は前と一緒でいいね？内部は小さな物で、1階しか無いみたいだ。
　　　　　真っ直ぐ廊下が続いていて、突き当たりで左に折れてるよ。
カルザス　　ずいずい進んでいって、左に折れる。
ＧＭ　　すると、また廊下が真っ直ぐあって突き当たりが左に…
ティー　　まさか、ぐるっと1周して終わりじゃないよな？（笑）
バート　　それは…嫌ですね（苦笑）。
ＧＭ　　で、左に折れてるんだけど、その手前にもう1本廊下があるよ。
フェル　　奥の廊下から調べてみましょう。
ＧＭ　　奥の廊下を進むと、手前と向こうに扉が2つある。

奥の部屋には何も無かったので、省略。

リアンダ　　じゃあ、次は手前の廊下ね。
ＧＭ　　ちょっと進んで、左に折れている。突き当たりに扉があって、更に右に廊下が伸びているね。
カルザス　　奥から行ってみよう。
ＧＭ　　右に折れて進むと、突き当たりの右側に扉があるよ。
アイリ　　では、そちらから。罠を調べます…14。
ＧＭ　　罠は無いと思った。鍵も掛かっていないね。
アイリ　　…先刻から、そんなのばっかり…何か、怪しいなぁ（苦笑）。
フェル　　取り合えず開けてみよう？
ＧＭ　　うん、この部屋も何も無い。
バート　　じゃあ、残しておいた先刻の扉を開けましょう。もう罠は無いとして、調べずに開けちゃいます（笑）。
アイリ　　そんなモンだよね。ガチャッ。
ＧＭ　　石畳の間から草が生えてきてる。はっきり言って、何も無い。
フェル　　えーっ！？本当に何も無いじゃん！
リアンダ　　セライラスは、何処行っちゃったのーっ！？
アイリ　　やだーっ！怪しいよぉーっ！
ＧＭ　　はっはっは、喚け喚け（笑）。
ティー　　ちょっと壁とか調べてみぃへん？
アイリ　　じゃあ、あっち半分とこっち半分で。
ティー　　片っ端から調べる！
バート　　調べるモードに入ります（笑）。

アイリとティーは、手分けして壁や床などを調べます。
突き当たりの壁や部屋の床…思い付く限りを調べ続け、ティーが隠し扉を発見しました。

ティー　　隠し扉だぁ〜っ！？
カルザス　　卑劣な！さすがＧＭ！
ＧＭ　　どういう意味やねん（苦笑）。とにかく、発見したよ。
ティー　　入って行くに決まってるさ！
ＧＭ　　道がある。つつつーと抜けていくと、森の中に出る。
カルザス　　セライラスに謀られたっ！
アイリ　　村に帰ろう！何か嫌な予感がする！
ＧＭ　　OK。村に戻ってきた。
バート　　リーマさんの家に行きます。
ＧＭ　　えっと、1階で彼女の父親が倒れている。奥に母親もいるけど、やっぱり倒れているね。
フェル　　駆け寄っていって抱き起こそう。母親の方を。オヤジは嫌だから（笑）。
リアンダ　　こんな時まで選り好み！？（笑）
ＧＭ　　完全に意識を失っているよ。
バート　　精霊の様子を見てみましょう。
ＧＭ　　ずばり、2人とも眠っているだけみたいだ。
ティー　　オヤジを、ピシッパシッと叩く。
カルザス　　母親は、優しく揺さぶってあげよう（笑）。
ＧＭ　　ぐーぐーぐー。起きない。
バート　　ひょっとして、「スリープ」でしょうか…？
アイリ　　どうだろう…？「ディスペル・マジック」試しましょう。…14！
ＧＭ　　どっちにかけたのかな？
アイリ　　母親の方。
ＧＭ　　ぱちっと目を覚まして「ダ、ダークエルフがっ！」とか何とか騒ぐよ。
アイリ　　父親の方にも…13。
ＧＭ　　起きた。で、セライリスを見て「リーマをどうしたんだっ！？」と騒ぐよ。
カルザス　　まぁまぁ、落ち着いて…
ＧＭ　　「落ち着いていられるかっ！」
カルザス　　落ち着けと言っているっ！
ＧＭ　　びくんっ（笑）。で、セライリスは訳が判らないという顔をしている。
アイリ　　おじさんを説得してみよう。セライリスは、僕達とずっと一緒にいたんですよ？
バート　　あなた方が言っているのは、彼の双子の兄の事でしょう。彼を責めるのはお門違いですよ？
ＧＭ　　「どっちでも一緒だ！所詮ダークエルフはダークエルフだ！信用等出来るはずが無いんだ！
　　　　　リーマは何か勘違いしている、騙されているに決まっているんだ！」
リアンダ　　…あ、ダークエルフ嫌いなあたしでもムカッと来たよ。
アイリ　　……………父親を、ひっぱたく！
カルザス　　やった！（笑）
ＧＭ　　「何をするっ！？」
アイリ　　何で、そんなつまらない偏見を持つんですか！ダークエルフだって、人間と一緒。色んな人がいるのに。
　　　　　　どうして人間やエルフは信用出来るのに、肌の色が違うだけで信用出来なくなるの！？
ティー　　そうやって偏見持ってるヤツの方が、最低だぜ？
アイリ　　…ダークエルフが信用出来ないのは、長い間の経験から来る偏見かもしれないけど…
　　　　　　セライリスを信じているリーマさんを、信用してはあげられないんですか！？
ＧＭ　　じっと、うなだれて聞いている。
バート　　言い過ぎちゃダメですよ。僕達が今1番しないといけない事は、この方々を責める事じゃないでしょう？
カルザス　　アイリの肩をポンポンと叩いて、家の外に出る。
バート　　はい、皆落ち着いて下さいな。
フェル　　何か皆、本気で怒っとったねぇ。
ティー　　だって、何かすげぇ腹たったもん。
カルザス　　…こりゃ、兄弟喧嘩したら負けるな（笑）。
ＧＭ　　…で、どうする？
バート　　あの反応からして、セライラスがリーマさんをさらったと考えて、間違いないですね。
ティー　　それっきゃ無いだろ。森の方を調べてみるか？
ＧＭ　　行ってみるの？また引き返すんだね。